ツインファミコン修理 †
近所のフリーマーケットでツインファミコンを手に入れました。
カセットは動作するけど、ディスクが動作しない。
なので開けてみてできるなら自分で修理してみる事にしました。
するとドライブのゴムベルトが切れていました。
調べてみると透明のビニールテープで代用できるとの事。
さっそく挑戦してみました。
詳しくはこちら↓を見てください。
http://fcs.main.jp/archives/fcs_road/Diskbelt/index.html
ホコリをかぶって凄く汚い状態だったので
まずウェットティッシュで拭いてキレイにしました。
裏のネジを外して蓋を外しました。
開けるのは凄く簡単でした。
ドライブを外し裏側の蓋を外しました。
ビニールテープでゴムベルトの代用品を作りました。
これが第一の難関。
ビニールテープを約 24.5cm に切り、輪っかにしたあと
マジックで 3mm の所に印をつけて 3mm 幅に切ります。
これが一定幅になっていないと失敗します。
また、ワッカにした端の部分が太いと失敗するので注意します。
このギアを取り外す事になるのですが、
裏側で六角レンチで止まっているので
このままだと外れません。
真ん中の黒い穴の部分が六角になっていて
その部分に六角レンチを入れ回すと外れます。
ただ、普通の六角レンチだと入らないので
ちょっと特殊な六角レンチが必要です。
六角レンチの先をよく見ると分かりますが、丸くなっています。
この六角レンチはある程度斜めから差し込んでも回すことができる
優れものです。吉祥寺の SEIYU デパートに売っていました。
こんなふうに差し込んで回すとゆるみます。
すると丸い部品が取れてきます。
一緒に丸いワッカのワッシャも取れるので
無くさないような気をつけます。
丸い部品を取ると裏側にあるギアが取れます。
他のサイトではギアを分解していたのですが
分解の方法が分かりませんでした・・・。
さっき作ったベルトがこのままだと入りません。
なので無理やりギアにベルトを噛まして回して
入れてみました。案外あっさり入っていきました。
ギアを戻すのは簡単そうに見えて結構難しいです。
ドライブのヘッドを動かす金具付きのギアが
なかなか入らず凄く苦労しました。
ドライブのヘッドを動かすための突起を
耳かきで引っ張りながらなんとか押し込みました。
本当はもっと簡単な手順があるのかもしれません・・・。
また、このあと、反対側に外した丸い部品を取りつける事に
なるのですが、なかなか入りません。
これだけで 1 時間ぐらいは格闘したと思います。
入れた後に丸い部品の位置を調整する必要があります。
まず、基盤を下にしてギアが上にくるように置きます。
右上のギアを右側に少しずつ回します。
すると、ドライブのヘッドがほんの少しずつ動きます。
上に上がりきったあとカタンという音がして下に下がった瞬間に止めます。
そして、裏返して丸い部品の六角の穴の部分が
真下になるように六角レンチで閉めます。
以上の作業で無事修理が完了しました。
分かれば簡単なのですが、慣れないうちはかなり厳しい作業でした。
ベルトが上手くできてなかったり、丸い部品が入らなかったり
たいへんです。本当はもっと細かく分解するべきなんでしょうけど
動いたのでこれで OK にしておきます(笑)
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