MZ-80KのSP-6110タイプディスクについて

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■ディスクの仕様
5 インチ 2S ディスク
シリンダ数 35
ヘッド数 2
セクタ長 128 バイト
トラック数 70 (シリンダ数 x ヘッド数)
1 トラック辺りのセクタ数 16
全セクタ数 1120 (トラック数 x 1 トラック辺りのセクタ数)
容量 143360 バイト (140 キロバイト)
注意
以後、ディスクの場所を示す場合、最初のトラックの最初のセクタを 0 として最後のトラックの最後のセクタを 1119 とした通しセクタ番号を使用します。

■ディスクの構造
通しセクタ番号 トラック番号 セクタ番号 システムディスク データディスク
0 ~ 13 0 1 ~ 14 IPL 未使用
14 ~ 15 0 15 ~ 16 FAT(ビットマップ)
16 ~ 31 1 1 ~ 16 ディレクトリ
32 ~ 63 2 1 ~ 16 未使用
64 ~ 1119 4 ~ 69 1 ~ 16 データ

■FAT(ビットマップ)
通しセクタ番号 アドレス +0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +A +B +C +D +E +F
14 00h ボリューム番号 オフセット 使用済みブロック数 全体ブロック数 各ブロックの使用状況→
14 10h~7Fh
15 00h~7Fh

ボリューム番号 システムディスクは 00h、
データディスクは 01h ~ 7Fh
オフセット データ領域の位置を示します
この値にブロックサイズを示す倍率を掛けた値が
データ領域の先頭セクタを示します
使用済みブロック数 使用済みのブロック数を示します
システム領域を含めた全ての使用済みブロックを示します
全体ブロック数 全体のブロック数を示します
2S の 70 トラックの場合は 21Ch
各ブロックの使用状況 1 ブロックが 1 ビットで示されます
1 バイトで 8 ブロック、最大で 2000 ブロックの管理が可能
1 が使用中、0 が未使用です
ブロックサイズを示す倍率については2固定になっているようです

■ディレクトリ (通しセクタ番号 16~31、62 個)
アドレス +0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +A +B +C +D +E +F
00h モード ファイル名
10h 属性 未使用 ファイルサイズ ロードアドレス 実行アドレス 未使用 開始ブロック(2倍すると開始セクタになる)

ディレクトリ1ファイル目のモードが080h以外の場合はSP-6110のディスクではないためディスクの構造が異なります

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